1.配属されて間もなく与えられた仕事

新入社員のYANが配属されて間もなく与えられた仕事、それはハードディスク(HDD)の破壊。

会社では定期的に古くなったパソコンを廃棄するのだが、内蔵されているHDDはセキュリティ対策として、物理的に壊さないといけない。

まずは、パソコンからHDDを取り出す。その時に初めてパソコンの中身を見た。(この時はゆくゆく自分が自作PCを組み立てるとは思ってもなかった)

次に、いかにも強そうな↓の機械にHDDを入れ、レバーを手押し井戸ポンプみたく反復させることで、HDDに小さな穴を開けることができる。

これが意外と重労働…

https://www.pro.logitec.co.jp/pro/g/gHDB-30V

引用:Logitec Direct

2.データ削除だけでは不十分

「わざわざ物理的に壊さなくても、データを削除してたなら問題ないじゃないか。」と思うだろうか。

実は、恐ろしいことにHDDのデータというのは、例えフォーマットしていても頑張れば結構復元できてしまう…

↓参考

引用:コスメティック田中 さん

3.適切なデータ削除方法

実際にYANはHDDのプラッタに穴を開けるという、体育会系な方法を取ったが、一般家庭にこのようなおぞましい機械はないと思われる。

そこで、フリーソフトもしくはコマンドで確実に削除する方法をおすすめする。

ざっくり説明すると、ランダムなデータを繰り返し上書きすることで、元のデータを上書きし、復元不可能にできるのである。

1.フリーソフト

2.コマンド

スタートメニューの検索バーに「cmd」と入力する。
「コマンドプロンプト」を右クリックし、「管理者として実行」を選ぶ。
「ユーザーアカウント制御」が表示された場合、「はい」をクリックして管理者権限を許可する。

コマンドプロンプトに次のコマンドを入力する(C: は消去したいドライブの文字に置き換えが必要)

cipher /w:C:

上記のコマンドを入力し、Enterキーを押下。

※コマンドの実行には時間がかかる可能性がある。

4.終わりに

パソコンを廃棄・譲渡する前にはHDDに自分のデータが残らないように注意しよう。

投稿者 YAN

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