1.新人課題に課せられたコマンドプロンプト

YANの会社では、入社後約2ヶ月間の研修を経て、その後各部署に配属される。

YANが配属された部署では、配属後にさらに1ヶ月間の研修期間として、新人課題なるものが課せられる。その最初の課題が「コマンドプロンプト」だった。

しかし、コマンドプロンプトとは何かについての説明は特になく、いきなり課題が始まった。

なぜファイルを作成したり移動したりする作業を、わざわざコマンドを使って行うのか、その意義が全く理解できなかった。

一方で、コマンドプロンプトの真っ黒な画面に文字が浮かび上がる光景は、素人が抱く「ハッカー」のイメージそのものであり、とうの昔に封じ込めたはずの厨二心を揺さぶられた事実は否めない。

2.コマンドプロンプトとは

コマンドプロンプトの起源は、1980年代に使われていたMS-DOSというオペレーティングシステムまで遡る。

当時はマウスもなく、画面にアイコンも存在しなかったため、すべての操作をキーボードから文字を打ち込んで行っていた。(CUI)この文字入力で操作するスタイルが、現在のコマンドプロンプトの原型である。

現代では、グラフィカルな操作(GUI)が一般的となったが、場合によってはコマンドの方が効率的に行えるケースもあるため、必要に応じて活躍している。

3.コマンドプロンプトの使い方

①スタートメニューを開き、「コマンドプロンプト」と入力。

※YANはWindows+Rから「cmd」でよく開いている。

②すると、例の黒い画面が表示される。

C:\Users\admin>と表示されているのが、カレントディレクトリと言い、現在作業しているフォルダの場所を示している。

早速コマンドを実行してみる。

C:\Users\adminにどんなファイルがあるのか確認するコマンドがdirコマンドである。

実行すると、C:\Users\admin直下のフォルダ構成を確認できる。

dir

4.終わりに

コマンドプロンプトについては、紹介できそうなネタが多いので、複数回に分けて投稿しようと思う。

最後に、これをやれば周りにパソコンできそうと錯覚させられる技だけ伝授して終わろうと思う。

color 2
cd \
tree

※ネタばれすると、単にCドライブのフォルダ構成を表示しているだけだが、Cドライブにはたくさんのシステムファイルがあるので、高速で文字の羅列が流れる光景は何か凄いことをしているような錯覚に陥る。友達を驚かせるのに使ってみてね。

投稿者 YAN

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